数少ない読者がのせてくれた レビューを 紹介させて 頂きます。
上巻についてのレビュー
5つ星のうち 5.0
朗読して聞かせてあげたい本! 2014/2/10
投稿者 せいた
形式:Kindle版|Amazonで購入
情景が浮かんでくるような文体で、とても読みやすい。
自分の体験にだぶるところもあり
ついつい 感情移入してしまう エピソード。
こんな気持ち久しぶり。
頑張れ''!健ちゃん。
火傷を負ったことからはじまる 辛い出来事
それを 忘れさせるほどに 楽しい出来事
家庭って大切なんだね。
なんといっても お母さんが素晴らしい。
各セクションの終わりにある 健少年の気づきがいいね。
純真な少年の気づきに はっとさせられることが多かった。
作者が言う通り 大人になったら 気づけるわけじゃない。
かなり内容の濃い本です。
それにしても いじめは始ったばかり。
これから健少年 どうなっていくの?
真正面からぶち当たり どんな思いをしていくんだろう。
切ない思いとわくわくした気持ちをくれる本。中巻も またいっきに読んじゃいそうだ。
電子書籍だと 読む人が まだ限られている。
小学生くらいなら(いや大人であっても) 朗読してあげると いい本じゃないかな。
昭和っていい時代だったんだね。
時間の流れが ゆっくりした 生活感を あらためて思い出させてもらった。
そんな時から いじめは あったんだね。でも 今みたいに 騒がなかったのはなぜだろう。
なんとか考え 乗り切る力。自分で やらなきゃならない たくましさを
数十年前は 皆 持っていた?
いや 時代が 要求していた気がする。
けなげに そんな中で 奮闘する健少年と 同じ時代を過ごしてきた自分が
重なりあうから こんなにのめり込んで 読めたのだと思う。
5つ星のうち 5.0
子どもたち みんなに 読ませたい2014/2/10
投稿者 滝沢一成
形式:Kindle版|Amazonで購入
イジメられている子にも イジメている子にも 読んでほしい。
伝説の熱血教師、大島健が ついに本を出しましたか
そうですか。
中巻①についてのレビュー
投稿者せいた2014年3月6日
形式: Kindle版Amazonで購入
祈りについて、神について、
小学低学年で これだけの気づきがあったとは...。
自分はこれまでの人生で
神に頼ったことが どれだけあっただろうか。それこそ困った時の神頼みくらい。
真剣に 神の存在や 教えについて
時間をかけて 考えたことなどなかった。
そんな自分であるが 今回は健少年と一緒になって 思考をめぐらすことになった。
宗教としての教えがなければ よほど困った時以外 神を現実の世界に持ち込まない。
「神様、助けて」
その時だけは 普段いるはずがない 頼りもしない存在に祈る。
毎日のように いじめを受ける 健少年にとって 毎日が神頼み。
「どうしていじめられるの?」
「不公平だよ!」と
神に問いかけ
「いじめをなくして」と
切に願ってみても こたえてくれない神であれば
その存在や 教えの矛盾に 悩むことになる。
祈りとは 「感謝をするお返しとして安らぎをいただく行為」、
いたいけな少年が こんな聖人のような 気づきをしていることに驚愕である。
真剣に誠実に毎日を生きると 年齢なんか関係なく
すごい気づきをするものだと 上巻同様その内容に 唸らせられる。
上巻のレビューでは
お母さんが素晴らしい、エライと コメントしたが
今回はお父さんが 素晴らしい。
素直に 両親の言葉や 生き方を受け入れて 成長していく 健少年。
純真さが なんといっても 一番。
願いが叶わない。
「どうして」から「どうすれば」への 気持ちの転換。祈りかたの変化。
言葉にするは易いが、なかなかどうして 実行するのは難しい。
必死だから できたのであろうが変化を 生み出せた 健少年の強さに 拍手である。
「生きたいから 生まれてきた」
感動的な 響きがあった。
そうだ!負けるな健少年。
巻末に まとめられた 心を明るくする祈りの法則は なかなか 実用性が高い。
いじめ対策の本というよりは 楽しく生きるための鉄則を 説いたような本になっています。
対象年齢は かなり 広い内容の本です。
中巻の2を 楽しみにしてます。