少し 変わり者で いたずら好きだった 僕の様子。
いじめの 原因となった ヤケドの真相
その真相を知った 僕が何を思ったか。
ついに 起こり始めた数々のいじめと苦しい毎日。
いじめの中で、幼い僕が どんなことを 考えていたか。
つぶれそうな僕を支えた あたたかい 家庭の思い出が書いてあります。
上巻での 気づきは ほとんど 母と弟が ヒントになっています。
『 自分の思いが 自分に返ってくる。
良い思いは 自分を守り 悪い思いは 自分を傷つける 』
『 名前を意識すると 両親の声が 聞こえてくる 』
『 やさしさとは 差別しない心 』
『 どうしようもないことは どうしようもなかったと 諦めよう。どうにもならなかったことを いつまでも どうにかできたと 考えるのは 自分で 苦痛をつくるだけ 』
などのほか 数々の 気づきに まつわる エピソードが 載っています。
この本は祈りの本です。楽になりたいなら生きていけシリーズのエッセンスが 盛り込まれた本になっています。
いじめやパワハラ セクハラで心が弱り 学校や会社に行けない。
自分に自信がない
いつもイライラする。
心が折れやすい。
人が許せない。
他人にやさしくできない。
自分が幸せだってことに 気づいていない。
そんな人が
心と真剣に向き合ってみる時 お手伝いになる一冊です。
エスカレートしていく いじめに対して 心のバランスを 崩した僕は 幼稚園時代から 習慣になっていた 祈りに 救いの道を 求めます。
しかし いっこうに 叶わない祈りと あるいじめが きっかけとなり神様の存在と 愛という言葉に 疑問を 持ちます。
そんな中 父との会話から いろいろな 気づきを得て いじめに立ちむかっていこうと思えるように なっていきます。
そして 自分を変えていくために 僕は ある祈りの法則に たどり着いたのです。
この法則こそ 真っ暗だった 僕の心を 明るくしていってくれたもので 最終項に
心を明るくする祈りとして まとめてあります。
小学3年生が 気づいた 心の法則ですが その後 50年間 僕の心を 支え続けてくれている 祈りです。
この祈りの法則のほかに
『 比べてうらやむようならば、見なければいい。そうすれば、心は 軽くなる 』
『 僕らは、僕らが一番欲しいものを 確実に与えてくれる
母を持っている。 僕らが 外で元気に遊べる自信の源は
母の笑顔 』
『 祈りとは お願い事をする行為ではない。
感謝するお返しとして 安らぎを頂く行為 』
『 人間は 変化していく様子を見ると 楽しくなるように
出来ている。寂しい時 悲しい時 変化していくものを
見れば 心は和んでいく 』
などの気づきと それに気づいたエピソードが 載っています。
中巻②
まだ 出版していませんが こんな 内容になっています。
時期としては 2年生後半の話です。
僕は ある事件で 自分が いじめてくる相手と 同じであることに 気がつき
自分が 許せなくなっていきます。いじめてくる相手だけでなく 自分のことが 嫌いになっていきます。自分で自分を 責めるという 心の葛藤が どんどん 大きくなっていきます。
また、ある おじいちゃんとの やりとりから 人間の身勝手さと
ものごとは 全体を見ないと 本当の姿は 見えてこないということを 学びます。
そんな中 2年生のいじめの中で 最も 悲しく感じた いじめに あいます。しかし このいじめの おかげで それまで 何度も 自殺未遂していた僕は 絶対に自殺はしないと 誓うのです。
『 言葉は 心を生み出す呪文だ。幸せに生きるためには
幸せを生む言葉を たくさん使えばいい。
皆が 優しい言葉を使えば 世の中は やさしくなるんだ 』
『 幸せは一瞬 その中に いつまでも いられるものではない。
だから 固執しないこと。そこには もうないのだから 』
『 威張った奴の 常識は 非常識 』
『 現象は違うが 同じことは たくさんある。
いじめは いろいろな姿に 形を 変えている。
現象にとらわれず 現象の中に流れる心を
感じることが 大切 』
『 こんな僕でも 僕がいるから パラダイス(家庭)は
成り立っている。僕には 家族が 必要だが
家族にも 僕が必要。僕の代わりは 誰もできない。
死んじゃダメだ。大切な家族を 一生悲しませる 』
などのほか 数々の 気づきに まつわる エピソードが 載っています。
下巻①
まだ、出版されていませんが このような 内容に なっています。
自殺はしないと 決意した僕でしたが 繰り返されるいじめに やはり 苦しんでいました。
いじめには 負けないぞと 思えるように なってはいましたが 何度も 挫けそうになることの
連続でした。その僕が 本気で いじめと立ち向かう決意を するまでの話が 書いてあります。
『 人間の 他の動物に対する善悪は 人間にとって
得なのか 損なのか 人間の基準で考えている。
その生物自身には 何の罪もない 』
『 人は 自分が 上だと思っているから 腹が立つ。
自分の方が 正しい 偉いと思う心が 怒りを生み出す。
勝つことだけを 考えるから 行き詰る 』
『 人間 理不尽を 嫌がるくせに
自分の都合で 相手がいなくなってもいいと 考えやすい 』
『 いじめる奴は 逃げる相手には 強いが
向かってくる相手には 弱い 』
『 偉い人は 勝ち負けなど 考えない。
偉い人とは 自分ができることを キチンとする人のこと。
特別なことが できる人のことではない 』
『 しつこい 怒りの火種は 自分にある。
相手じゃなく 僕を 許すことから 始めよう。
いじめに対して うまく対応できず 自分を守れなかった
過去の自分を 許してあげよう。
みじめな姿であっても それは 間違いなく 僕自身。
認めてあげれば 自分に感謝して 前に進む 元気が
出てくる 』
『 全力をつくす人は 出来なくても 周りを 元気にしてしまう。本当の強さは そんな力を持っている 』
などのほか 数々の 気づきに まつわる エピソードが 載っています。
下巻②
前4冊の まとめになる本です。
書ききれなかった 他の気づきと それに まつわるエピソードや いじめに対する思いが 書いてあります。
また いじめから 自分を守るために 現れていた 別人格との 会話なども 載っています。
『 諦めると 泣き言と 愚痴ばかり出でくるが 諦めないと 希望が 見え始める。 希望を持てば いろいろな解決方法が 思い浮かび 辛さの中に 楽しみを 見つけることができる 』
『 気迫は 肉体と違い 決心しだいで 瞬間的に 数倍にもなる。
その気迫は 生半可な気持ちの人間が 何人いようと 圧倒できる 』
『 僕の 最大のライバルは 僕に レッテルを貼る 自分自身 』
『 ありがとう』と思って 聞くと 余計な 警戒心が 消えていく。 「そうだね」と答えれば 相手の意見を きちんと聞いてから 反対意見が 言えてくる 』
『 悪意の言葉を かけられたら 「それでいいよ。 僕は ちっとも 困らないよね 」と 自分に 語りかけるといい。「それでいい よく言った」と 心に 余裕が 生まれる 』
『相手を 変えようとすると イライラする。
相手が変わらなければ 自分が変わればいい。
自分が強くなったら 相手が 変わった。
相手が 変わらなかったのは 自分が 変わらなかったからだと
気づいた 』
『 また つらいことがあっても 生きていれば その三年後
おそらく 僕は 笑っている。
今の辛いことも 忘れてしまっている。
忘れてしまうことを やたら悩むことは 無駄なこと 』
『 命は感じるもの。「死にたい」は 「生きたい」の 裏返し』
などの 気づきと それに気づいた エピソードが 載っています。
少しでも 興味を 持たれましたら 是非 お読み頂き ご感想を お聞かせ 願えれ
ばと 思っています。
最後まで 読んで 下さり ありがとう ございました。