たった2セット されど2セット

最近、2回という数の重さを 痛感しているんです。


若い頃は トレーニングをしても 

 

最低5セット やらないと 気がすまないし 

 

2セットなんて やっていないのと同じなんて

 

思っていたのです。


それが だんだん 歳を取り トレーニングしなくなると

 

この2セットが トレーニングをさぼる

 

言い訳になって きちゃいました。


頭では 日ごと 衰えていく体と

 

だらしなく なっていく体型に


「なんとかしなくちゃな」


と 考えるのですが

 

ちょっと 時間ができても

 

他の 楽なことをする 言い訳として

 

2回という 数字が 思い浮かんでしまうのです。


たとえば 趣味の空手で

 

忘れかけている型の練習しようかな

 

なんて 思っても 

 

「いやいや 時間的に 各型 2回ずつしか

 

できないよな。それじゃ とても 思い出せないな。

 

それだったら 明日 時間をつくって みっちりやろう」

 
な~んて 言い訳して 

 

本やDVD 見ちゃったりするんですね。


当然ながら 翌日に そんな 時間がつくれず 

 

結局 イライラは たまっていきます。


スクワットでも 連続100回は 2セット続けて

 

できますが 続けて3セット目になると

 

とつぜん 途中から辛くなってきます。


この3セット目の辛さが 自分を強くするので

 

そういうトレーニングでないと

 

意味を感じなくなっていました。


トレーニングは 続けてこそ

 

トレーニングで 時々 思い出してやる

 

トレーニングは トレーニングとは 言えない。

 

昔 どこかで そう聞き 感銘を 受けました。


でも僕は このトレーニングという言葉を

 

きつい練習でないと 意味がないと 考えていました。











強くなる他ためには 確かにそうなのですが


健康維持の面からすると この考えに固執しては


いけないんですね。


固執していると どんどん


衰える一方なんですね。


この歳になって ようやく 分かってきました。 

 

  

2セットは 楽


 楽を毎日続けるから この先も楽』

って、ことなんですね。

 

20回×2セットを 続けられる人は


きっと 3ヵ月後 物足りなくなり


30回×2セットに 回数を


増やしているはずです。


同じことが繰り返され おそら 1年後は


少なくとも 50回×2セットが


楽になっているでしょう。

 

『継続は力なり』と言いますが


一番むつかしい「続ける」ということを

 

可能にするためには


ピッタシの数だったわけですね。


58年かけて やっと この事実に


たどりついたしだいです。


2セットだから 楽に続き


効果を得ることができます。


まさしく 2セット されど 2セットです。


2よ 万歳!

 

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コメント: 2
  • #1

    utako (金曜日, 26 6月 2015 21:32)

    こんばんは。
    なるほど!です(^_^;)
    私も今からやります!

  • #2

    カイママ (木曜日, 30 3月 2017 00:48)

    納得です。色々な事を続けるのは難しいですよね。Kenさんの絵が癒しになっています。ありがとうございます。