テレビを見ていたら NARUTO THE MOVIE ボルト
という アニメの劇場版宣伝が 目に入りました。
NARUTO と言えば 若者に大人気で 昨年11月に
最終回を迎えたことが 話題となった 忍者漫画です。
僕らの年代において 忍者漫画と言えば
横山光輝の 伊賀の影丸 仮面の忍者赤影
白土三平の 少年忍者風のフジ丸 サスケ カムイ外伝 忍者武芸帳などが
思い浮かびます。個人的には 影丸とカムイが 好きです。
ナルトについては こんな 感想を 持っていました。
生徒が持ってきていた 少年ジャンプを 時々読んで ナルトは それまでの
孤独や非情さを 背景に展開される忍者漫画とは
まったく違った感じを 受けました。
忍者版 ハリーポッターのように 僕は感じたのです。
忍者学校があって 個性豊かな仲間が多く登場し 友情を育んでいきます。
尾獣を 体内に封印された 人柱力(じんちゅうりき) チャクラ 写輪眼など
これまでの 忍者漫画にはないものです。
また 使う術も 忍術というより 超能力や魔法のように感じました。
ナルトの活躍した世界を 忍者の世界と認めるかどうかは
いろいろあるでしょうが 空想の世界なのだから
僕は これはこれで 面白いと思っています。
これまでの忍者世界とは かけ離れた まったく新しい
忍者の世界を作り出した点で 作者の 岸本斉史は
たいしたものだと 思います。
ちなみに 岸本斉史は 僕同様 双子で 弟は聖史といい
兄弟そろって 漫画家だそうです。
生徒から聞いて ナルトに親しみを持ちました。
僕は 最初の頃のナルトと 途中の所々しか 知らないのですが
どうやら 最終回で ナルトとヒナタ サスケとサクラが
結婚したことを 人づてに知りました。
こういう展開も 従来の忍者漫画には ありえないものです。
ハッピーエンド好きの 僕には 知って うれしい エンディングでした。
ボルトは ナルトとヒナタの間にできた子供で 絵で見る限り
ヒナタより ナルト似のようです。
ということで 今までは ボルトと聞けば
ねじの仲間 電圧の単位(V) ウサイン・ボルトしか
思い浮かびませんでしたが 何年後は
ナルトの息子 ボルトも 思い浮かぶように
なっているかもしれません。
ただ そうなっていたとしても 僕の中で ボルトナンバー1は
ナルトの息子ではなく ウサイン・ボルトだろうと 思います。
2008年の北京オリンピックで 100mを 9秒58で
走り抜けた姿は 衝撃的でした。
「 これはすごいことになった。 彼は 今までの 金メダリストと
は異質だ。新世代への パイオニアだ 」
と うなってしまったのです。
何が 衝撃的だったかというと 彼は 今までの概念を 打ち破って
新しい時代への扉を開いたと 感じたのです。
これまで100mの世界記録を0.1秒縮めるのに
10年近くかかっていたのに たった一年で
自分の記録を 9秒72 から 9秒58へと
一気に 縮めてしまったからです。
一流アスリートの世界でも 0.1秒短縮するのに
10年かかるという意識が あった中で
彼の記録の伸ばし方は アスリートの意識に
大きな影響を与えたと思います。
今後 ボルトの次世代になると
記録の伸びが 大きく
さらに それに要する時間も
短縮される 予感がします。
-続く-
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