A「 先生 それだよ それが ブリーチ! 」
僕「 はぁ? 何が? 」
A「 バンカイ チレ センボンザクラカゲヨシですって 」
僕「 ???・・・」
B「 そうか あいつ PSでブリーチ やってんのか。
今 俺も PSでブリーチやってて 行き詰ってんですよ。
あいつなら 何か知ってそうですね 」
僕「 PSで ブリーチで 行き詰ってる? 何で
行き詰るんだよ? 」
B「 うわっ! めんどくさ。 対戦するんですよ。
今度 見せてやりますか?」
僕「 いい 持ってこなくていい。あれか?
ドラゴンボールの 戦わせる奴みたいなもんか? 」
B「 そうそう それのブリーチバージョンみたいなもんです。
いろんな 必殺技あるんですよ 」
僕「 ふ~ん。センボンザクラって 強そうじゃないじゃん。
結構 すごい 必殺技なのか? 」
A「 まあまあですよ。なぁ 明日 一緒に あいつに
話しかけてみようぜ 」
B「 いいよ 面白そうだな 」
僕「 そうしな きっと 面白い奴だって 分かるから。
おまえらが 友達になれば いじめられるなんてこと
なくなるし。俺も そうして欲しいしな。
( その後 三人は とても 仲良しになったようでした )
なあ そのセンボンザクラって 今借りた 本に載ってる? 」
僕は 借りたコミックを出して 聞いてみました。
AとBは コミックを めくって
A B「これ これですよ 散れ 千本桜 景厳
かっこいいすよね。この技 」
僕「 これかぁ~ どういう技なんだよ。バンカイって
こう書くのか だいたいが 卍解(バンカイ)て 何だよ?」
こうして 生徒から ブリーチについて いろいろ 知識を得た 僕でした。
A「 家の親もさ こうやって 話聞いてくれれば
いいのにさ。そうすりゃ 楽しいと思うけど。
こういう話は どうでもいいみたいなんだよね。
成績に関係する話でないと 耳貸さないんですよ。
小さい頃から ずっと そんな感じだったけど
小6くらいから 特に うるさくなってきた。
中学入試があるでしょ 」
B「 家も それに近いよ。俺は さっき言ったみたいに
なるべく話合わせて 聞き流してるけど ほとんど
自分の希望ばっかりだよ。そのくせ こっちの話は
聞いてない。自分の希望と関係ない話は あっちも
スルーしてんだなって 分かるもん。
だから 家の母ちゃんなんか 俺が話したことのうち
半分近くは 聞いていないんだと思うよ。
そのくせ 自分の言うこと こっちが 聞いてないと
ヒステリー起こすんだよね。
そういう時は さすがに
嫌になるよ。もういいかげんにしてくれって 」
-続く-
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