デスノート2

さて 時々 生徒が 生徒を 殺害する事件が発生します。

 

人は 加害者を異常と言い 僕も 加害者は 異常な心理状態にいたと

 

感じます。ただ 普通の人とは 違い 少し複雑な思いも しています。

 

異常ではあるが さほど その心理状態に 驚いていない自分がいるのです。

 

なぜなら 新幹線焼身自殺のブログで 書いたように

 

僕の心は 彼らと同じ 魔界にいたことがあるからです。

 

僕は ある時期 いじめを行ってくる相手に 強い殺意を抱きました。

 

この時 僕は 自分の体から きな臭い悪臭が していることに

 

気がついたのです。

 

僕の心が 魔界に入るきっかけは 次のようなものでした。

 

ある日 落書きされた ノートに また ミミズやバッタなどが

 

はさまれていました。

 

学校の帰り道 彼らを 弔ってやるために 少し遠回りをしました。

 

K町には 学校前のお寺の他に いくつか お寺がありました。

 

僕は 殺された ミミズ達を 少しでもきちんと 弔ってあげようと

 

お寺の境内端に埋めてやっていたのです。

 

学校前のお寺では 発見されやすいので いつも 少し遠回りですが

 

人気のない お寺の 境内に埋めてやっていたのでした。

 

ところが そんな僕を いつからか 彼らは尾行していたのです。

 

下駄箱で 彼らがいないか 気をつけて 下校していたつもりだったのですが

 

僕の行動は 彼らに 知られてしまっていたのでした。 

 

ノートから ミミズ バッタ クモを取り出し 土を掘っていました。

 

穴を掘ることに 一生懸命になり 背後から 近づいてくる 彼らに

 

気がつけなかったのです。

 

突然 襲われ 組み伏せられた僕は 埋葬しようとしていた ミミズ達を

 

無理やり 食べさせられたのです。

 

-続く-