お知らせ
過去ブログに
(7/12 ) いじめの芽を摘んで,減らしていけ
(7/12) 気づいて! いじめは終わる
(7/14) デスノート
(8/1) いじめの芽を発見した日
が、加わりました。
お読みになっていない方は、どうぞ お読み下さい。
うれしかったこと!
(8/2)加害者の顔をさらせばいいのか? のブログに 20年前の教え子だという
生徒から、コメントを頂き、とてもうれしかったです。
Kさんですか? ありがとう。どなたか分かりませんが、お会いしたいですね。
コウクリニックの院長こそ、僕の弟、コウちゃんです。
僕よりずっとしっかりしていて、いつも僕を 助けてくれる存在です。
身内を誉めてなんですが、患者さん、一人一人、丁寧に対応する良いお医者
さんです。何かあったら、是非 診察を受けに行って下さい。
僕は元気にしています。僕に会いたかったら このブログを 覗いて
下さいね。なるべく 多く 更新しますから。そして、本当に いつか
再会して 昔話に 花を咲かせましょう。
では 今日は チヨウチョにまつわる話をしたいと 思います。
動物や人を殺してみたかったという理由で、若者が、犬やネコを
惨殺したり、殺人を犯したりする事件が 時々 起きています。
犯行を行った若者の 精神状態は 普通の若者とは違っているものの
命を軽んじている事件は こういった特別な若者ばかりではありません。
大人も、交際のもつれなど あまりに 身勝手な理由で 人間の命を
奪っています。
こんな事件を見聞きしていると 社会全体に 命の尊さに対する
希薄さが 蔓延している感じがします。
ただ、この傾向は10年前くらいから、感じられていて、当時、
友達と飲みながら そんなを 話していました。
すると 彼は やはりゲームの影響もあると思うと 答えていました。
僕はゲームをやらないので 分からないのですが 子供達が 遊んでいる
ゲームの中には かなりリアルな 戦闘ゲームもあり 大人も 夢中に
なるほどらしいのです。ただ 彼はやっていて この世界に長時間いれば
命の重さに対する感覚は 薄らいでいくのもうなずけると 感じたといいます。
子供達だって 頭では 現実世界において 命を奪ってしまうと 生き返ら
ないと分かっています。
しかし 戦闘ゲームなどで 命を奪うこと = 得点 = 自己評価の向上
失敗→ 即 リセット→ 再開 の感覚が 無意識に 刷り込まれていくことは
本人が意識していないことなので とても 怖いことだと 話していました。
僕は 生物部の中にも ゲームオタクがいたので聞いてみると
「先生 そんなの 人それぞれですよ。バーチャルの世界と 俺は 区別
ちゃんと ついてますから 」と答えていました。
僕は ゲームを 否定しませんが せめて 夏休みなどは
ゲームなしの生活が どれほど楽しいか 感じさせて あげたらいいと
思います。できたら、自然の中で、何日か過ごせれば、とても
よい経験になります。
自然の中に存在する さまざまな命に 目を向け、命を大切にしていく
気持ちを強くしていくからです。
生きているものは 互いに 生きていることを 尊重しあうことが
大切です。僕は 自分の体験から しつこいいじめを行う人間には
この意識が極端に欠けているように 思えます。
あまりに 無造作に命を 扱ったからです。何しろ 僕をいじめるために
昆虫をつぶしたり 手足を 喜んで むしるのですから。
僕たちは 命の大切さを いつ どのようにして 学んできたので
しょうか?
小さい子供の中には 無造作に チョウチョの羽をむしりとったり
アリを 踏みつけたりする子がいます。
まだ 命の何かを考えられない子には 確かにそういう子もいます。
というより 僕らは 皆 最初 分からず このようなことを
してきたのだと思います。
かわいい赤ちゃんが、このようなことをすると、親は心配しますが
赤ちゃんは、何をしているか分からないのです。
だから きちんと命の大切さを 教えていけば 問題はありませんし
皆 そうやって 学んできたのです。
ただ 幼稚園になっても このようなことを 頻繁に繰り返すのであれば
その子は まだ 親から 命のなんたるかを よく教わっていないことに
なります。
こういう子を 強く叱れば 当然 泣きます。泣いて 謝ります。
「 そうだよね 死ぬと思っていたらできないよね。だから
もうこういうことは やめましょうね 」
親が このような 叱り方だけで 終わったとしたならば この子に
命の尊さは 伝わらないと思います。この子は 親に嫌われないように
謝っているのであって 奪ってしまった命に対して 謝っているのでは
ないからです。
上巻 名前の項で書いた通り 「 三つ子の魂 百まで 」「鉄は 熱いうち
打て 」は正しいのです。
人間として、最も大切なこと、すべての命を大切に扱う心は 一番初めに
きちんと 教えておくべきことなのです。
ディズニーランドも 子供の頃が 初めての場合と 大人になってからが
初めての場合では 印象がだいぶ違ったものになります。
僕は 小学生低学年の時 初めて 東京に家族旅行し 後楽園に
連れて行って もらいました。その時 弟と入ったお化け屋敷の楽しさが
今でも忘れられません。本当に楽しかった。大人であったならば
あんなに楽しくなかったと思います。
このように 子供の感受性は 大人とは 比較になりません。
この時期に最も大切なことを しっかり 教えておくことは
とても大切なことなのです。
-続く-
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K (水曜日, 02 9月 2015 23:56)
こんばんは。 先生がお元気とのこと、そして お返事をいただき とても嬉しいです!
コウクリニックは 私もそうなのですが、しょっちゅう肌がカユイカユイと、アトピーの子どもがいます。 なるべく身体に負担のかからない治療ができたらいいなぁ〜。という思いで なんとなく探していたら 出会えたお名前でした。
ケンちゃんの弟さんだから、だけではなく 「コウちゃん先生」の温かいお人柄が伝わってくるような病院紹介に、 私の住む地域からは少し遠いのですが、診てもらいたいな。お話できたらな。と、思っています!
私は今、幼稚園、小学生、中学生の四人の子どもの母です。 学校PTAや幼稚園の活動、介護施設での仕事をしながら たくさんの人たち、様々な世代の人たちと過ごしていて、毎日いろんな気持ちになり、感じることもたくさんです。
ケンちゃんのブログを拝見し、私の古い小さなケータイ画面では、読み進めるのに慣れなくて、まだ上手く消化しきれずにいますが、 最近のニュースで思うこと。 同じ年頃の子どもを持つ親として考えることなど、とても共感致します。
授業では いつも元気で明るくて、楽しい話ばかりしてくれたケンちゃんが、辛い立場の中で育ってきたことなど、全く想像できませんでした。
ケンちゃん先生は おひさまみたいでしたよ(^。^)
あったかくて 大きなケンちゃん先生のやさしさは、 そんな厳しい環境を乗り越えてきたからこそ。のものだったのですね。
あの頃のことを思い出してきました…
どうしていいのか…誰にも言えず、不安ばかりの思いを ケンちゃん先生にだったら話せる。聞いてもらえる。との 根拠のない信頼感がありました(笑)
いつもふざけてばかりのケンちゃんなのにね(^◇^;)
ぜひぜひ!またお会いして話がしたいです!
(覚えていないかなぁ…新大塚の居酒屋さんで相談に乗ってもらったこともあるんですよ)
ケンちゃんブログ、楽しみにしています♪
ぜひ写真も載せてください(^。^) 先生、昔よりお痩せになったでしょう?
私は太りました(爆) すっかり肝っ玉母ちゃんですよ☆
それではまた!!!