親が決断すべき時4

お母さんも 心配でたまらないと思います。

 

ただ まだ伝えていないのなら 

「いじめがひどいのなら 学校行かなくてもいいのよ。

我慢して行っているのなら 行って欲しくない。

おまえが一番大事なんだからね。

学校がすべてではないのだから」

と 一言言ってあげて欲しいと思います。

 

 

中学生は多感で とても難しい時期です。

心配のあまり しつこく聞けば 嫌がります。

「お母さんは あなたのことが心配できいているのに 

どうして ちゃんと答えてくれないの!」

と ケンカになることもあるようです。

こうなると 互いにストレスになり

子供は親に相談しなくなっていきますので 注意したいことです。 

  

今後 本人が体調の不具合を訴えて

学校を休みたいなどと言い出したならば

気をつけなくてはなりません。

のような学校であれば 

このまま行かせ続けるのは かなり危険だと言えます。

 

まず 彼の言う通り 休ませてあげて欲しいと思います。

 そして 息子さんと きちんと話をして

いじめが ひどくなってきていると分かったならば

決断を下すべきだと思います。

 

いじめが ひどくなっていると 分かっているのに

このような学校に 我慢して 通わせるのは

親として間違っています。

もし 子供に何かあった場合

親にも大きな責任があるといえます。

そして親自身 とても 後悔すると思います。

 

 公立中学では退学はありません。

私立ならありますが このような私立学校であれば

学校側から退学させるというより

自主退学を勧告して待つという対応を取りそうです。

となると できることといえば 公立私立ともに

停学は認められていませんから

せいぜい出席停止命令止まりです。

 

 それでも 今までそれすら できていないから

いじめが続き 自殺者もでているわけなのだろうと予想されます。

 もし 今度 学校に訴えて

これができても 結局は戻ってくるわけですし

いじめの温床が 他にもくすぶっているだろう学校です。

固執するメリットはないと思います。

  

もし いじめがひどくなっているのであれば

再び登校する時には 毅然とした態度で

学校に一緒に行き 自主退学して来るが良いと思います。

 

親は時として愛する子供を守り抜くために

翼を広げる必要があるのです。

「うちの子は 私が守る!」

と、その翼を力強く開きましょう。

 

-続く-