友達は数より質が大切1

Kさんへ

今回も Kさんへの 返事に関するブログを書きます。

 

彼は驚くほど 僕の何冊目かの本に登場した生徒に似ていますね。

 

何冊目だったか 忘れてしまいましたが 中学時代 読書好きであった彼は 

 

暗いという勝手な理由をつけられ 読んでいる本に落書きされたり

 

やぶり捨てられたりして 辛い毎日が続いたうです。

 

ついには 本が好きだから こんな目にあうのだと 自分が嫌いになり 

 

本が読めななったのです。

 

しかし 進級して いじめっ子達と クラスが変わったことで

 

いじめがなくなり 再び本が大好きな自分を取り戻したのです。

 

高校はいじめっ子達と 別々になったので 思う存分 本を読んで

 

学校生活を楽しんでいると 話してくれました。

 

彼自身 高校になっても 一番の友達は本で 人間の友達は少ないと

 

言っていました。

 

しかし それが彼のスタイルであり それを理解してくれている

 

友達がいるから とても楽だと 言っていました。

 

娘さんと同級生の彼も 高校に進級した時 そうなれることを祈っています。

 

友達なんですが 友達が全くいないというのは 心配ですが

 

数人いれば十分だと 僕は思っています。

 

実は僕自身 いつも仲間と群れているより 一人でいる方が好きなのです。

 

きっと いじめの期間に 一人でいることが 自分にとって

 

必要だと思うようになったからだと思います。

 

僕自身 今でも付き合っている 高校時代の友達と言えば

 

KとAいう人物しかいません。

 

それもほとんど会っていません。

 

Kはコウちゃんの親友で 毎日のように遊びに来て

 

泊まっていくことも多かった友達です。

 

まるでコウちゃんとは 兄弟のようで いつもじゃれあっていました。

 

今は海外に居て  めったに会うことはできませんが

 

しっかり 心の絆はつながっています。

 

 

さて 高校に進学したばかりの僕は 1年時 友達ができませんでした。

 

東京の人間が よく分からなかったのです。

 

なぜかというと 高1になった当初 普通に

 

話していたクラスメートに 突然 驚くことを 要求されたからです。

 

「 酒 たばこ 女は こっちで用意してやっから 

 

部屋貸せよ。楽しくやろうぜ 」

 

下宿していた僕の部屋を たむろする拠点にしようと 企んでいたのです。

 

今まで 仲良く話していたのは そのための 情報収集だったのかと思うと

 

自分の事を話すのが 怖くなったのでした。 

 

しつこく声をかけてきましたが きっぱり断り続けていると

 

ある日の夕方 近くの空地に呼び出されました。

 

-続く-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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コメント: 1
  • #1

    K (火曜日, 22 9月 2015 23:27)

    ケンちゃん先生 ありがとうございます‼︎

    私も懐かしい友だちに会いたくなりました。
    そして 今 身近にいる大切な友だちを大事にしたい、と思いました。

    お話した 彼のお母さんも 私にとって そんな人。 歳は10歳近く離れているけれど、お互い、ダメダメな自分を笑ったり 泣いたりしながら話せる 大好きな友だちです。


    そうですね…思えば 私たちと対等に向き合ってくれた。
    先生らしくない⁉︎ 本音で語ってくれるケンちゃんに 私たちは安心して話すことが出来たのでしょうね!