同じ言い訳1

世の中 何が起るか分かりません。これは確かだと思います。

 

だから 明日何が起るか分からないと心配で 家から出られないとか 

 

明日大地震が来るか心配で眠れないとか

 

心配し過ぎると 何もできなくなってしまいます。

 

ある程度の失敗は予測できるものの それが十分修正修復可能で 命に影響がない

 

場合は出発した方が良いと思います。

 

その中で より安全で正しいものが 出来上がっていくからです。

 

しかし 予想される失敗によって引き起こされるものが 命に直結するものであり

 

暴走した場合 人間力ので 制御できないものであれば 人はそれを行うべきでは

 

ありません。

 

 世の中 こんな言い訳を よく耳にします。

 

「 想定外の出来事に 我々も困惑しております。ご迷惑をおかけして 

 

申し訳ございません 」

 

だいだい こういう場合 後から内部告発で 事故が起きる危険性があったことが

 

明らかになます。

 

つまり 結果は予想できているものの 軽く考え 目先の欲を満たすことを

 

第一に行動をしているのです。

 

2011年3/11の 福島の原発事故でも 東電は「想定外」を 十回以上

 

繰り返しました。 

 

あまりに他人事のように言うので「 ふざけるな 」と頭にきました。

 

後に IAEA( 国際原子力機関 )から 海岸線に作られている原発に対して 

 

津波による危険性が指摘され 早急に対策をるべきと警告されていたと 

 

報道で避難されました。

 

それでも  なかなか認めず 認めるまでに 何度も想定外を繰り返す姿に

 

東電の 安全性より目先の益という体質が ありありと浮き彫りにされました。

 

確かに M9.0は 想定外の大きさであったのかもしれません。

 

しかし 事故の数年前には 高さ15.7m級の津波が

 

襲うことは試算されていたといいます。

 

16mを想定した設備を作るには 大変な費用がかかります。

 

結局 起こり得る危険性が低いということで 着手しなかったのです。

 

着手していれば 浸水被害を 回避できた可能性は高いのですから 人災といって 

 

間違いないと思います。

 

-続く-