変わっていない沖縄1

30年前出会った沖縄人Oさんは 普天間基地あっての生活を 話してくれました。

 

騒音 墜落の危険性 米兵による犯罪と 子供達の環境としては 劣悪であるが

 

基地がなくなると 生きていけないのが現実と 話していました。

 

その生活の要ともいえる普天間は 今後事故が続けば 

 

10年後にはなくなってしまう可能性を話してくれました。

 

今日の話はこの続きです。

 

 

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国からもらえるお金って 平等じゃないんですか?

 

Oさんの話を聞いていると 土木建築 不動産会社が

 

ものすごく優遇されている感じですよね。

 

補助金が 格差社会をつくる原因になっちゃってる感じですよね。

 

さっき うらやましいって言ってましたよね。

 

-Oさん-

そうですね。沖縄は 生活の格差が大きいです。

 

沖縄復興は 返還された跡地の埋め立てや道路 ビル建築の歴史ですから

 

ある意味仕方がないのかもしれませんが。

 

これらの業者だけは ずっと羽振りがいいんです。

 

ただ東京に出てきてから 時々思うんですよ。

 

こういう都会になることが 沖縄の幸せなのかって。

 

那覇市なんか 私の少年時代の姿とは 全く違ってしまっています。

 

私の知っている美しい沖縄が どんどん失われてきています。

 

ふと気づけばそう思うのですが これも復興のためと考えて 

 

目をそらしてきたんですね。

 

・・・《余談》

辺野古移転反対派は 反対理由の一つとして 自然破壊をあげています。

 

埋め立てから ジュゴン サンゴを 守らなくてはいけないと

 

訴えています。

 

ただ 辺野古で 自然保護を訴えている人達は どれだけ真剣なのかは

 

少し疑問です。

 

なぜならば 辺野古の2倍という大規模な埋め立てを行っている

 

那覇空港第2滑走路の埋め立てには 反対をしていないからです。

 

ここもジュゴンに劣らず 200種以上 希少価値のある生物達がいます。

 

当然反対すべきなのに ここには何も言わず デモもありません。

 

同じ自然破壊でありながら 不可思議なことです。

 

口では自然を守れと絶叫していますが

 

本心は サンゴ礁 ジュゴン 藻を守ること以外にあるとしか思えません。

 

これまでも沖縄は 復興するために 多くの自然破壊を行ってきています。

 

(沖縄に限ったことではありませんが)

 

Oさんの言うようになるべく自然を破壊しないようにして欲しいと思います。

 

できるなら沖縄の青い海とサンゴ礁を残しておきたいものです。

 

これまでも埋め立てをしてきたからといって 辺野古の埋め立てが

 

良いというわけではないのも事実です。

 

-続く-