沖縄と天皇3

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そんなことしたら 何のための戦争か分からないじゃないですか。

 

-Oさん-

はい だから日本軍が その破壊された地域を復興しながら

 

戦いを行っていたのが事実らしいです。

 

不思議な戦争ですよね。

 

中国の戦い方は 日本人には 理解しにくい所があります。

 

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何を考えていたんですかね中国側は?

 

毛沢東も蒋介石も そういうことを やめさせなかったんですか?

 

-Oさん-

当然知っていたでしょうね。

 

当時の中国軍は ならず者の寄せ集めみたいな 編成だったらしいです。

 

そういう欲望を 満たさせることで 兵士を 従わせていたわけです。

 

結局 毛沢東も蒋介石も 人民の救済など 頭になかったんでしょうね。

 

戦争に勝って 権力さえ握れればいい。そのためなら 同じ中国人が 

 

どれだけ死のうが 構わない考え方だったんです。

 

だから 当時の中国人には 戦争しながらも

 

日本軍に 感謝している人々が 

 

多かったそうです。

 

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恐ろしい話ですね。あの時代の日本であれば そういう国に占領されたら

 

国民総自決みたいになりかねなかったですね。

 

-Oさん-

だいぶ自殺者が出たかもしれませんね。

 

天皇は この2国にだけは 日本を占領させるわけにはいかないと

 

考えられたんだと思いますよ。

 

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日本は 戦争放棄しているんだし 戦争で疲れ切って 

 

戦力もないですからね。

 

攻め込まれたら あっというまに 占領されてしまいますもんね。

 

-Oさん-

そうなんです。だから 米軍に沖縄に残ってもらえば アメリカは

 

大西洋へ にらみを利かせることができるし 日本も守ってもらえる

 

わけです。特に当時のソ連なんか 危ないでしょ。

 

実際に すぐ攻めてきたんですから。

 

日本を毛嫌いしている ソ連や中国に 支配されるより

 

ずっと国民は幸せになれると 考えられたのだと思いますよ。

 

-続く-